翻訳の活用
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翻訳とはどのようなものか
翻訳はどのようなものか、またその仕事とスキルをご紹介します。
- 出版翻訳家
- 出版翻訳家は外国語で書かれた小説、雑誌、専門書などの著作物を日本語に翻訳する仕事です。原書と翻訳本を見比べてみると分かりますが、直訳とは違った言葉で表現されていることが随所に見られるように、出版翻訳家には日本語力が必要となります。もちろん、最初から日本語力の高いレベルを求められるものではないのです。年齢を重ねると共に幅が広がり、腕が向上していくのが出版翻訳の魅力なわけです。最近では一般読者でも、インターネットで原書を手に入れることができますから、原書を読んで理解できる人が増えてきています。訳者には一般読者では及ばないくらいの完成度で、原作の魅力を提供できる高いレベルの翻訳力が必要になります。
- 映像翻訳家
- 映像翻訳家は外国の映画やテレビドラマ、ニュースなどといったメディアに合わせて日本語に翻訳する仕事です。そのため、語学力、日本語の表現力、ヒアリング能力が求められます。字幕は1秒4文字という限られた文字数のため、情報を凝縮する力、吹き替えでは演技に合わせて自然な会話調に仕上げる力が必要になってきます。最近のCS、BSなどの衛星放送やDVDの普及で、映像翻訳の仕事はさらに増加する傾向です。特に字幕と吹き替えの両方の技術を身につけることで、内容によっていずれかを選択するテレビ局側から見ると、翻訳家に番組を任せられるということで、仕事を得られる可能性が高くなってきます。
- 実務翻訳家
- 実務翻訳家は契約書、ビジネス文書、文献などといった企業活動に必要な書類や資料を日本語に翻訳する仕事です。海外からのメールやレターを翻訳する仕事から、特定分野の専門家や実務経験者でなければ翻訳できない仕事まで、幅広い仕事が対象となります。ビジネスに直結する仕事であるため、語学力、日本語表現力、専門分野の知識のほかに、正確さやスピードも求められます。実務翻訳家は翻訳業界全体の90%を占めると言われていますが、最近ではアジア系の言語にも注目されてきています。まだまだ可能性を秘めるアジア市場に対して、アジア系言語の翻訳者が少ないのが現状のようです。
