翻訳の活用
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翻訳者になる魅力を紹介
翻訳家として働く魅力についてお話しましょう。
- 出版翻訳ができるまで
- まず興味のある作品(原作)を見つかると、現地のエージェントや原著者との交渉が開始しされます。交渉が成立したら原著者側と翻訳出版の契約を結び、版権を取得します。出版社は翻訳家の選定にとりかかります。翻訳家と出版社との間で契約が交わされると、いよいよ翻訳作業に入ることになります。訳文が完成すると、その後本のタイトルを決め、本文や見出しなどをどう紙面に置くかといったデザインを発注します。校正刷りが行われた後、修正・訂正などがあれば赤字を入れ、再校を出してもらい訂正すべきところを全部直し印刷にかかることになります。表紙や腰帯がちゃんと付いて「本」の形になった見本が編集部に届く時期が、翻訳家や編集者にとっては一番うれしい瞬間であるのです。
- 映像翻訳ができるまで
- 映画やテレビドラマの双方共に日本語版の制作は配給会社からの依頼を受けてから初めて着手します。プロデューサーは放映予定や予算に基づいて翻訳者などのスタッフを決定し、制作のスケジュールを立案します。スケジュールを確認したら、翻訳者はすぐにビデオテープと英文の台本(スクリプト)をもとに作業を開始しなければなりません。なぜなら、セリフ収録に入る前までには日本語の台本が完成していなければならないからです。次に、翻訳の原稿が出来上がると、ディレクターが文体や表現、誤字脱字はないかなどをチェックし、収録時に使う台本にして印刷します。さらに、スタジオでは翻訳者が立ち合いを行い、適宜セリフに手を加えていきます。
- 実務翻訳ができるまで
- 登録翻訳者の中から最もふさわしい翻訳者を選び仕事を発注します。その際、翻訳会社のコーディネーターが受注した翻訳の言語、難易度、納期などを勘案して翻訳者を選びます。翻訳者から出た元原稿への疑問点をクライアントに確認するのはコーディネーターの仕事ですが、自ら調査することもあります。納品された訳文は第三者(ネイティブスタッフの場合が多い)の視点でチェックされ、必要に応じて訳文のリライト・校正を行なわれて仕上げになります。品質への信頼が次の仕事につながってくるため、翻訳会社では確かなクオリティーと納期厳守が何よりも重視されることになります。
